トマトってとっても体に良いらしいですね!できるだけ毎日摂取したい。テレビでおすすめされていたトマトのお味噌汁、作ってみました。

あまり考えたことがなかったトマトの種類

トマトには大きく分けて2つの種類があります。

赤系
赤系は皮が厚くてうま味が強い。トマトの匂いも強い。
ピンク系
ピンク系は皮が薄く酸味も少ない。トマトの匂いも弱い。

日本ではトマトを生で食べることが多いので、そのまま食べるのに向いているピンク系が主流。赤色系は調理や加工用に使われています。

ペルー、ボリビア、チリ北部にかかるアンデス高地が原産地とされ、日本へ渡ってきたのは17世紀頃。当時はまだ観賞用でした。

食用として栽培されるようになったのは明治時代以降。一般家庭にトマトが普及したのは第二次世界大戦後になるそうで、今の当たり前から考えると意外と新しいですね。

トマトの効能

さまざまな栄養成分が、バランス良く含まれているトマト。 一般的な野菜に多く含まれるビタミンAやビタミンCが豊富なのはもちろん、ビタミンEも含んでいます。

つまり、カリウムや食物繊維などトマトに含まれる栄養成分は実に好バランスで、現代人の食生活にピッタリの食材といえます。

リコピン

すぐに思いつく代表的な栄養はリコピン!

β-カロテンやリコピンは、ともにカロテノイドの仲間。カロテノイドとは、植物などが作る黄色や赤、橙などの色素のことで、その働きには多くの期待が寄せられているそうです。

トマトに多く含まれるリコピンは、健康面に悪影響を与える活性酸素を除去してくれることで有名ですが、ビタミンと同じように人の体内では作り出すことができません。リコピンは食べものから摂るしかないのです。

カリウム

トマトに含まれるカリウムは、体内の余分なナトリウムを排泄し血圧を下げる効果が期待できるほか、体内の水分量を調節し、むくみを解消する働きがあるとされています。このほか、血液をサラサラにして血栓症や動脈硬化を予防する働きも期待できます。

おすすめトマトの調理法

なんでもリコピンはトマトの細胞内に存在していて、生のまま食べてもあまり吸収することができないそう。

なので、トマトの細胞を壊してリコピンを吸収しやすくするためには、加熱調理やすり潰したりすると効果的だそうです。

また、リコピンは油と相性がとてもよいので、オリーブオイルなどの食用油と一緒に摂取すると吸収量が4倍になると言われています。トマトソースはリコピン摂取にとって理想的な状態なので、おすすめです。

リコピンの吸収を助ける成分として、レシチンがあります。鶏卵や大豆、納豆などの大豆製品に含まれており、乳化作用によって脂溶性の栄養素の吸収を助ける働きがあります。

鶏卵や大豆との食べ合わせもグッドですね。

ということで、今回はお味噌汁を作りました。味噌汁にトマトなんて…侮るなかれ。全然美味しいし気にならない。そして健康になった気分になります!

仕上げにオリーブオイルを垂らしたりしたらもっと良かったかも?