Quil-fait-bon(キルフェボン)とは、フランス語で「なんていい陽気なんだろう!」という意味だそうです。店舗の雰囲気はその名の通り朗らかで、カラフルなケーキがたくさん並んでいます。
我が家の誕生日は、何度かここのタルトでお祝いしています。
赤いフルーツのタルト
赤いフルーツがびっしりと飾られたタルト。甘酸っぱいフルーツとは対照的な柔らかい味のクリームが入っています。見た目も華やかで贈り物としても人気です。
このタルトが人気な理由のひとつは、タルト生地。バターの効いたコクのある美味しさと、しっかりとしているけれど、固過ぎずサクサクにほどける食感など。使用するフルーツや素材、クリームに合わせて生地を使い分けているそうです。
タルト生地好きさんには、タルト生地クッキー「フォンドタルト」もあります。そのままはもちろん、クリームチーズやジャムをつけてクラッカーのように、またワインなどお酒のお供にもピッタリです。
タルトのはじまり
フランス菓子の定番であるタルトですが、実は古い歴史を持つスイーツで、発祥は古代ローマ時代なのだそう。
タルトと言う名前はやっぱりフランス語。古代ローマ時代に呼ばれていた、ラテン語で丸い皿状のお菓子という意味の「torta(トールタ)」が語源です。
とろとろとした食べ物は食べづらかったので、タルト生地で器を作り、中にジャムやはちみつなどを入れて食べるようになったのが始まりだと言われています。
タルトの呼び名
実はタルトには大きさによって違う呼び名が付いているらしい。
大きめのサイズで切り分けて食べるタルトは「タルト」、直径7cm〜8cmほどの一人分サイズのタルトは「タルトレット」、さらに小さい一口サイズのタルトは「タルトレット・フール」と呼びます。
ひとり誕生日も幸せに
タルトレットなんて…しあわせだなぁ。
というのも、私は誕生日に息子を出産したため、誕生日はいつも息子が主役(笑)でもその息子も今年は大学生になり地方へ行ってしまいました。母になって、初めてのひとり誕生日はめっちゃ寂しいです!